太るアフリカ!健康の大問題は飢餓より「肥満」

太るアフリカ!健康の大問題は飢餓より「肥満」

NGOやNPOの支援で飢餓が減り、子どもたちの笑顔が広がっている(写真:Bartosz Hadyniak/iStock)

リープフロッグ(カエル飛び)で飛躍するアフリカのファクトフルネスを解説した椿進氏の『超加速経済アフリカ』が、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介され、大きな反響を呼んでいる。アフリカというと、飢餓や貧困イメージがある人が少なくないが、そのアフリカでいま肥満が増えて健康問題になっている。今回は、教科書では学べない、テレビや新聞にも書かれていない、アフリカの都市と農村の生活のファクトフルネスについて語ってもらった。

■都市化が確実に進んでいる

近年、中国・インド・東南アジアの成長が取り沙汰され、「アジアの時代が来た」と語られることが増えています。一方で、アフリカ諸国については、日本では内戦や難民、飢餓、スラムといった昔のイメージがなかなか抜け切りません。

確かに、農村を中心に貧しい人が多いのは事実です。しかし、都市化は確実に進み、着実な経済発展を遂げている国は少なくない。中間層も生まれてきており、各家庭にも、先進国と同じ製品が入り始めています。

実際、アフリカの主要国の1人当たり実質GDPと人口規模、GDP規模を比較してみると、東南アジア諸国と、ほぼ同規模の国々が並んでいることがわかります。

南アフリカで、タイと同じレベル。エジプトは、フィリピンと同じレベル。ケニアやエチオピアは、ミャンマーと同レベルで、スーダンやアンゴラ、モロッコなどは、フィリピンに近い1人当たりGDP規模になっています。

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