ネオクラシック列伝、第2世代GT-Rが愛される訳



日産はもちろん、日本を代表するスポーツマシン「R32GT-R」を説明するうえで、まずはスカイラインとGT-Rの変遷について振り返っておきたい。スカイラインの初代モデルは、富士精密工業(後のプリンス自動車)から1957年にデビューしたALSID-1型プリンス スカイライン。その後1966年にプリンス自動車が日産自動車と合併し、2代目モデルの途中から車名が「ニッサン プリンス スカイライン」に変更となる。そして合併後の最初のモデルとなったのが、1968年に登場した“ハコスカ”の愛称で知られる3代目のC10系だ。

このC10系ハコスカのボディに、レーシングカー譲りの2000cc直列6気筒DOHCエンジンS20を搭載したのが初代スカイラインGT-R(PGC10)であった。GT-RはGTレーシングを意味するもので、その名のとおりレースに勝つために生み出されたモデル。エンジンだけでなくトランスミッション、サスペンションなどに専用チューニングが施されるほか、オプションとして多数のレース専用部品も用意。その実力は他の追随を許さぬもので、ツーリングカーレースで49連勝を達成したのだ。

S20エンジンを搭載した第1世代GT-Rは、1973年にモデルチェンジとなったケンメリの愛称をもつC110系でも販売されたが、排ガス規制強化に伴いわずか3カ月間で生産中止。以降のC210系(通称ジャパン)、R30系(通称ニューマン)、R31系(通称セブンス)のモデルチェンジごとにファンは復活を期待していたが実現することはなかった。

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