能弁の渋沢栄一を丸め込む「大隈重信」驚く説得術



それはさておき、明治2(1869)年、新政府に仕えよと命じられた渋沢だが、商法会所(静岡に設立された金融商社)の仕事がようやく緒につき、面白くなってきていた矢先であった。

しかも、新政府は、徳川の世を打倒した相手。最後の将軍・徳川慶喜に仕えていた渋沢としては「新政府など何だ」との想いもあったのであろう。仕官の話を拒絶しようと、東京に出向く。そして、大蔵省の次官ともいうべき大蔵大輔の立場にあった大隈に面会するのである。

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