「シメにラーメン食べる人」ほど体調不良に陥る訳

「シメにラーメン食べる人」ほど体調不良に陥る訳

シメにラーメンで体調不良も

「シメにラーメン食べる人」ほど体調不良に陥る訳

シメのラーメンはなぜ翌日に響くのか?(写真:ささざわ/PIXTA)

飲んだあと、シメにラーメンを食べるという人は多いのでは。たしかにシメのラーメンは格別の味。しかし、体に悪いというのも事実。シメのラーメンが翌朝、体調不良を招く理由を、医師の溝口徹氏による新書『お酒の「困った」を解消する最強の飲み方』より一部抜粋・再構成してお届けする。

飲んだ翌朝、起きようと思っても体が重だるくて起き上がれない。這うようにしてなんとか仕事に行っても、体がだるい。こんな経験をしたことのある酒飲みも多いのではないだろうか。「二日酔い」という言葉で片付けるのは簡単だが、激しい運動をしたわけでもないのに、お酒を飲むとなぜ、翌朝は疲れが残ったような状態になってしまうのだろう。

その理由もまた、アルコールが代謝される過程にある。少々難しい話になるが、説明しよう。

■理由1:乳酸が増える

1つ目のキーワードは「乳酸」だ。乳酸は激しい運動をすると血液や筋肉で急激に増えることから、疲労の原因物質と考えられていた。

ところがマラソンを走り終えた直後に調べてみると、血液中の乳酸の濃度は高くない。実際には、乳酸は代謝されエネルギー源として利用されるのだが、乳酸をエネルギー源として利用できないときには、乳酸は蓄積し疲労を感じる状態になっている。

つまり乳酸は疲労の原因物質ではなく、蓄積した乳酸を利用できないことが、ある種の疲労状態を招くと言い換えることができる。

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