自宅で最期「温かい亡くなり方」が実現しやすい訳

自宅で最期「温かい亡くなり方」が実現しやすい訳

人生の最期を病院で迎えるのが当たり前の時代ではなくなってきています(写真:mits/PIXTA)

「自宅で、自分らしい最期を迎えたい」、「痛みを感じないで死にたい」――実は日本人の7割が自宅で最期を迎えたいと希望していることをご存じですか?

最前線で活躍する総勢22名の医師をはじめとした終末期医療の専門家への取材をもとに人生の最終段階を自宅で過ごすための方法をまとめた『在宅死のすすめ方 完全版 終末期医療の専門家22人に聞いてわかった痛くない、後悔しない最期 』より、在宅医療で知っておくとよいことや在宅看取りの実際について取材から一部を要約・抜粋してお届けします。

■人生最期の場所は病院から自宅へ

かつて、「人生の最期は病院で迎えるもの」が当たり前だった時代が今や変わりつつあるのをご存じでしょうか。厚生労働省の「平成29年度 人生の最終段階における医療に関する意識調査報告書」によると、自宅で最期を迎えたいと思っている国民が約7割にのぼることがわかりました。「住み慣れた場所で最期を迎えたい」「最後まで自分らしく好きに過ごしたい」「家族等との時間を多くしたい」などが主な理由です。

一方、何かあるとすぐさま医療従事者のケアを受けることができる病院と異なり、在宅で終末期を過ごすことは、本人だけではなく家族等にとっても不安に感じるに違いありません。ならば、どういったことを知っておくといいでしょうか。ここでは、日本終末期ケア協会代表理事で訪問看護ステーションここりんく代表兼所長の岩谷真意さんにお聞きしました。

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