メタバースとFF14が「似て非なる」決定的な根拠
2022年04月05日 15時00分 東洋経済オンライン
メタバースという言葉を知っていますか?
オンライン上のデジタル空間を指すメタバースは、1992年にSF作家ニール・スティーヴンスンが発表した『スノウ・クラッシュ』という小説に初めて登場しました。これが後に、数多くの起業家にインスピレーションを与え、2022年現在、インターネットに続く新たな経済圏として世界的なバズワードになっています。
メタバースを論じる際に必ず例として出てくるのは、世界的な大ヒットゲーム「フォートナイト」とオンラインのゲーム・プラットフォーム「ロブロックス」です。
しかし、日本発の人気オンラインゲームである「ドラクエX」や「FF14」がメタバースとして紹介されることは少ないです。MMORPGとも呼ばれる既存のオンラインゲームと、メタバースの違いは何なのか。『メタバース さよならアトムの時代』の著者、加藤直人氏が「自己組織化」という観点から解説します。
世界的大ヒットゲーム「フォートナイト」メタバースを考える際に、知っておきたい企業が2社ある。
エピックゲームズ(Epic Games)とロブロックス(Roblox)だ。今回のメタバース・ブームはメタ(旧フェイスブック)の創業者、マーク・ザッカーバーグ氏がトリガーを引いたが、そもそもはこの2社がメタバースという言葉を使って未来像を語り始めたことに端を発している。
記事にコメントを書いてみませんか?