東大教授が熱弁「キングダム」が経済学的に深い訳

東大教授が熱弁「キングダム」が経済学的に深い訳

東京大学の小島武仁教授が『キングダム』の魅力を語ります(?原泰久/集英社)

東洋経済オンラインでは、期間限定で大人気漫画『キングダム』の序章を無料で公開中だ(こちらからご覧ください)。2000年以上前の中国で縦横無尽の活躍を見せるキャラクターのなかには、後に始皇帝となる若き王・?政(えいせい)など実在の人物も含まれる。

経済学を専門とし、漫画やアニメを愛好する東京大学の小島武仁教授は『キングダム』既刊64巻を最近、一気読みしたという。アメリカのハーバード大学で博士号を取得し、前職はスタンフォード大学の教授、現在は東京大学マーケットデザインセンターのセンター長も務めながら、精力的に研究活動を行っている小島教授。経済学者は『キングダム』をどう読んだのか。

春秋戦国時代の秦を舞台にしたすごさ――今回は短期間で『キングダム』の既刊全巻64冊を一気読みされたとのこと。日ごろから漫画を読む機会は多いですか?

『週刊少年ジャンプ』に載っている漫画が好きで、最近は『スパイファミリー』に注目しています。先日、『キングダム』64巻を読み終わった後、復習がてらアニメもチェックしようと思ったら、『スパイファミリー』がアニメ化されていることに気づいたりして。見るべきものが多いですね。

今回の『キングダム』のように、経済学の視点で漫画を読むという経験は個人的に非常に面白いものでした。普段、漫画は「仕事や研究とは結びつけず、純粋に楽しむために読むもの」という感じなので。

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