学童野球で野球好きを生む地域リーグが広がる訳

学童野球で野球好きを生む地域リーグが広がる訳

4月9日から始まった学童野球の地域リーグ「山陽フロンティアリーグ」(筆者撮影)

今年4月、岡山県倉敷市で、学童野球のリーグ戦「山陽フロンティアリーグ」が始まった。

岡山県倉敷市、岡山市、広島県福山市の5つの野球チームが、総当たりでリーグ戦を実施するものだ。

筆者は先日、このコラムで「小学生の全国大会」の弊害について書いた。その弊害の大部分は「トーナメント制」によるものだ。一戦必勝のトーナメントは過度の「勝利至上主義」に陥りやすいし、メンバーを固定することが多くなるために数多くの「ベンチウォーマー」を生みがちだ。しかも移動が多くなるので父母の負担も大きくなる。

小学生の本格的なリーグが始まるその点、地域で行われるリーグ戦は「全国大会」の対極をなすイベントだと言ってよい。筆者はこのコラムで高校野球のリーグ戦である「Liga Agresiva」について紹介した。また中学野球では関西地区に「フューチャーズリーグ」がある。さらに小学生では関東地区に「Players Centered League」と言うリーグ戦が存在する。「山陽フロンティアリーグ」は、これらに次ぐ小学生の本格的なリーグだ。リーグ運営規約は下記の4つだ。

1 年間を通じて3回戦×4チームの計12試合を行う。
2 試合は自主対戦方式で行う。
3 年間の優勝チーム、準優勝チームを表彰する。
4 個人タイトルの表彰を行う。

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