東京⇒ロンドン、33歳の私が痛感した男女不平等

私はそれなりの関係になりつつある対等な者同士で普通に表現してもいいことを言っていただけなのに。それもすごくやんわりと。

彼が苛立ったのがすぐわかったので、私は上手に会社の話に変えた。

「最近私の会社はもっと女性社員を採用しようとしててダイバシティの取り組みをいろいろやっている」と言ったら、彼の口をついて出たのが、冒頭の名言。

私にイラついていたから私を傷つけるためにわざと言ったのか。それとも思わず本音を言ってしまったのか。どっちにしてもそれって気持ち悪い。デートの最中に言う?

ストーカーされ、ハラスメントを受け、常に物腰や態度への固定観念に囚われた東京よりロンドンのほうが女性にとって生きづらくないだろう、と期待していた。たしかに生きづらさ度合いはロンドンのほうが億倍マシだけど、フェミニズムがわからない彼は私の期待に冷水をかけた。

日本と違って欧米では、60、70年代にフェミニストがデモをしたりしてフェミニズムが市民権を得ていて政治的にも学問的にも一定評価されている。イギリスには80年代にすでに女性首相が誕生していた。ジェンダー、そしてもっと言えば、人種と性のダイバシティは政財界での最優先事項。

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