6日間の北海道旅で感じた、鉄道移動の意外な魅力
2022年05月22日 06時50分 東洋経済オンライン
コロナ禍になってから2年あまり。さまざまな制約があり旅行する機会がぐっと減った。だが、コロナ禍以降、通常では考えられないほど格安の旅行商品が現れたのも事実だ。その1つがJR北海道6日間全線乗り放題で1万2000円という「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」(通称ラブパス)である。
これまで、2020年7月17日〜9月29日、2021年11月5日〜2022年1月26日に販売されてきたこのきっぷは2022年3月25日からも改めて発売されている。5月20日には発売期間が8月31日まで、利用期間が9月25日開始分まで延長されることが発表された。ただし、北海道「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の補助金の予算をもとにした販売枚数に達ししだい終了する。
このパスに興味があっても6日間も休めない……という人は少なくないだろう。だが、1万2000円という価格は札幌と帯広を特急で1往復するだけで元がとれる価格であり、週末旅行でも元をとることは難しくない。
このきっぷを利用して、ゴールデンウィークに6日間、北海道を鉄道で周遊してきた。このときの経験から参考になりそうなことをまとめてみた。
【大まかな筆者の経路】
帯広→札幌→倶知安、洞爺→追分→釧路→網走→旭川→問寒別(宗谷本線)→旭川→富良野→札幌
自然景観が魅力JR北海道全線乗り放題となれば、「乗り鉄」でなくても元はとりたい。
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