京浜東北線が「山手線の線路」を走った工事の全貌

京浜東北線が「山手線の線路」を走った工事の全貌

夜明け前の浜松町駅で京浜東北線の線路移設工事を進める作業員ら(記者撮影)

近年、首都圏のJR線で多くなった「工事に伴う運休」。2019年11月の高輪ゲートウェイ駅開業に向けた品川駅の線路切り換え、2020年5月や2021年10月の渋谷駅改良工事など、ここ数年は電車を一時ストップさせての大規模工事が続く。

運休の際に駅に張り出される、赤地に白抜きの大きな文字で「〇月〇日 △△〜□□間運休」などと書いたポスターは、今や首都圏のJR線利用者にはおなじみだろう。

今回も、首都圏の各駅にこのポスターが掲出された。浜松町駅の京浜東北線ホーム拡幅工事に伴う運休・ダイヤ変更の告知だ。同線の大船方面行きの線路を閉鎖して、5月21日土曜日の22時から23日月曜日の3時半まで計29時間半を費やす大がかりな工事だった。

山手線の線路を使い「運休」回避だが、今回は工事の影響を感じた人はそれほど多くなかったのではないだろうか。21日の夜間こそ上野東京ラインの東京―品川間などが運休したが、工事で線路が使えなかった京浜東北線大船方面行きは減便や快速の運転中止はあったものの、運休はしなかった。終日工事だった22日も、田端―田町間で山手線外回りの線路を経由して運転を続けたからだ。

JR東日本によると、工事の都合で京浜東北線が山手線の線路を走るのは2012年6月ごろに実施した上野東京ラインの整備に伴う工事以来、約10年ぶり。トラブルの際にも走れるようになっているが、それも「2019年に中央線の人身事故の影響で、大宮方面行きを山手線の線路に走らせたのが直近の例」という。

水色のラインの京浜東北線電車が丸1日山手線を走る「レア」な出来事を生んだ浜松町駅の工事、どんな内容だったのか。

続きは 東洋経済オンライン で

1

関連記事(外部サイト)