バフェットが「投資先はアメリカが一番」と推す訳
2022年05月31日 16時00分 東洋経済オンライン
投資会社カーライル・グループ創業者のデイヴィッド・ルーベンシュタインが経営者、政治家、スポーツ選手、アーティストなど業界のトップの人材にインタビューをする番組『The David Rubenstein Show』。
ブルームバーグTVで配信中で、ジェフ・ベゾス、ジャック・ニクラウス、ビル・クリントンなどあらゆる分野の著名人が自身のキャリアと人生について語っている。これを書籍化した『世界を変えた31人の人生の講義』が日本上陸。その中から、投資家ウォーレン・バフェット氏の対談の一部を抜粋、再構成してお届けする。
バフェットが投資銀行家を雇わない理由デイヴィッド・ルーベンシュタイン(以下、ルーベンシュタイン):企業を調査するときに、投資銀行家を雇ったりはしないのでしょうか?
ウォーレン・バフェット(以下、バフェット):しないね。
ルーベンシュタイン:企業調査のために、これまで投資銀行家を雇った経験はおありですか?
バフェット:調査の目的で雇った試しはないが、取引の場面に同席してもらうことはある。コミッションは、いつも十分に支払うつもりでいるよ。
ルーベンシュタイン:これは以前お聞きした話です。ある買収予定の相手企業担当者が投資銀行家を雇うと、その後彼らは1週間ほどあなたのもとに現れ、少しでも買収額を上げようとあれこれ働きかけてきたそうですね。
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