アナ雪「立役者」再就職が女性の反感買う事情

アナ雪「立役者」再就職が女性の反感買う事情

セクハラ問題でピクサーを離れたジョン・ラセターが、大手を振ってハリウッドに戻ってきた!?(写真:Jason LaVeris / FilmMagic)

「#MeToo」「#Time'sUp」ムーブメントから1年以上経つ今、ハリウッドの女性たちが再び怒りに燃えている。

2018年にピクサー・アニメーション・スタジオとディズニー・アニメーション・スタジオズ(ともに親会社はウォルト・ディズニー・カンパニー)のトップの座を複数のセクハラ告発で追いやられたジョン・ラセター監督(『トイ・ストーリー』『カーズ』などを手がける)が今年1月、スカイダンスに再就職したのだ。

スカイダンスは、オラクルの創設者ラリー・エリソンの息子デビッドが立ち上げたプロダクションカンパニー。父ラリーもオーナーに名を連ねる。ラリーの娘メーガンもアンナプルナ・ピクチャーズというプロダクション会社を経営するが、アンナプルナが政治的、社会的に意義のある小作品を専門とするのと対照的に、スカイダンスは『ターミネーター』『ミッション:インポッシブル』『スター・トレック』など大作映画を好む。

そんな彼らがハリウッドで稼ぎ頭であるアニメに進出すること自体は納得。しかし今月半ば、彼らはスカイダンス・アニメーションの新たなトップにラセターを任命した。ラセターの年俸は数億円単位とのこと。ディズニー時代に比べれば少ないが、彼はまたハリウッドを堂々と渡り歩ける立場になったのである。

■「ジョン・ラセター起用」のどこが問題か

このニュースを受け、「Time’s Up」や、「Women in Film」「Women and Hollywood」などの女性団体は、ただちに抗議した。

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