一流の社長は「泣いている社員」を放置しない

一流の社長は「泣いている社員」を放置しない

トラブルがあったときこそ社長、あるいは上司の出番です(写真:Sergey Nivens / PIXTA)

社員が取引先で理不尽なことを言われて立ち往生をすることがあります。たとえば取引先が定価の大幅値引きを要求し、人格を傷つけるような罵声まで浴びせてくる。社員は反撃をできずに立ち往生して半泣きの状態で帰ってきたとしましょう。

そんなトラブルがあったときこそ社長、あるいは上司の出番です。ダメな社長は「そこを我慢するのが営業マンだ。おめおめと帰ってきて、泣き言を言うな」とまあ、そのようなことを言うかもしれません。しかし、そんな社長がいるならば、社内をまとめ総合力を発揮し、会社を発展させることはできないと思います。

■困っている社員を助けるのが社長の仕事

この場合、社員はまったく悪くはない。理不尽な要求、人格の攻撃などどれをとっても相手の言い分は許せるものではありません。実はこの事例は、PHP研究所社長時代に、実際に私自身が経験したことです。

申し訳ありません、と恐る恐る報告してきた社員に私は次のように言いました。「君の言うことは何も間違っていない。悪くはない。けしからんのはその取引先の担当者だ。構わない。私が今からその担当者に会いに行く。連絡するように」ということで、その社員を連れて取引先の担当者とその責任者に会いに行きました。

私が行くというので、彼らはお詫びに来るものと思っていたようです。しかし、私は彼らに次のようにタンカを切りました。

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