トランプ政権、「バノン復活」がもたらす災厄

トランプ政権、「バノン復活」がもたらす災厄

安倍晋三首相と米トランプ政権の蜜月はどう変化するのか(写真:ロイター/Jonathan Ernst)

ドナルド・トランプ米大統領の愛娘イヴァンカ補佐官と、その娘婿のジャレット・クシュナー上級顧問は、トランプ大統領の側近中の側近。しかも2人とも親日派である。

この2人は、安倍晋三首相が外国首脳で最初にトランプ氏に会ったとき、ニューヨークにあるトランプタワーの応接室で同席した。それは、トランプ氏が大統領に就任する前だったが、そのときのイヴァンカ氏の親日家としての気持ちが、その後の日米首脳会談を大成功に導き、さらに日米同盟の強化に大いに役立ったことは間違いない。

■イヴァンカ、クシュナー2人が窮地に

日米首脳会談前後のやり取りについては「安倍・トランプの関係は『ファミリー』同然だ」で詳述したとおりだ。イヴァンカ氏は、現在、大統領補佐官としてトランプ氏をサポートしているが、一時、キャロライン・ケネディ氏の後任駐日大使の候補にもなった。イヴァンカ氏が親日家でなければ、そんな話は出てこなかったはずだ。

その側近中の側近である2人が、目下とんだ「ご難」に見舞われている。イヴァンカ氏には「産休・育児制度法案」をめぐる逆風が吹き、クシュナー氏にはロシアに極秘通信ルート開設を打診した疑惑が飛び交っている。

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