経済を「感じる力」を鍛えると全体感が見える

経済を「感じる力」を鍛えると全体感が見える

経済を感じるためのコツとは…?(撮影:今井康一)

経済を動かしているのは私たち一人ひとりの消費活動です。

GDP、インフレ・デフレ、消費者物価指数など、キーワードは何度も耳にしているはずですし、「経済」は身近な消費活動の集大成であるはずなのに、まったくのひとごとのように感じられるのはどうしてなのでしょうか?

その理由は、経済学の本が無味乾燥に書かれているせいもあるのですが、多くの人が経済を感じるためのコツを身に付けていないからです。『感じる経済学―コンビニでコーヒーが成功して、ドーナツがダメな理由』の著者、加谷珪一さんにそのコツの身に付け方を聞いてみました。

■経済は、頭で考えるより、「感じる」ことが大事

経済は、頭で考えることも大事ですが、何よりも「感じる」ことが重要です。

どの商品がよいのか、どこのサービスがよいのか、今、世の中で何が起こっているのか、自分自身の目や耳でしっかりと感じ取り、自身の価値観に基づいて判断することは立派な経済活動です。それらの活動が、最終的に数字や指標になったものが経済なのです。

たとえば、女子が大好きなクリスチャン ルブタンのパンプスやプラダのバッグを選ぶのも、男子が発売直後に任天堂スイッチやプレイステーションVRをいち早く購入したがるのも、すべては経済的な行為であり、これらの活動を最終的に数字にしたものが経済指標です。

経済を上手に感じ取るためには、日常生活において少しだけアンテナを敏感にしておく必要があります。

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