池上彰・佐藤優は、「読む本」をどう選ぶのか

池上彰・佐藤優は、「読む本」をどう選ぶのか

「基礎知識」は得るにはどのような読み方をすればいいのでしょうか(撮影:今井康一)

あらゆるニュースをわかりやすく「解説」することで国民的な注目を集めている池上彰氏。世界情勢から政治・経済・宗教まで誰にもマネできない鋭い「分析」を出し続けている佐藤優氏。

2人が膨大な知識を蓄積し、世の中を読み解き続けられる「知の源泉」は、彼らが毎日実践している「読み方」にある。

2人の「新聞・雑誌・ネット・書籍の読み方」の極意を1冊にまとめた新刊『僕らが毎日やっている最強の読み方』が発売され、早くも14万部を突破するベストセラーとなっている。

「何を」「どう」読めば、2人のように「自分の力で世の中を読み解ける」のか?「知識と教養」を身に付ける秘訣は何か? 新刊『僕らが毎日やっている最強の読み方』の内容を再編集しながら、その極意を紹介していく。

■新聞・雑誌では「基礎知識」は得られない

佐藤:私も池上さんも、世の中を知るツールとしては「新聞」と「雑誌」をフルに活用しています。でも、いくら「新聞」「雑誌」を熱心に読んでも、土台となる基礎知識が抜けていると、自分の頭でニュースや記事を深く理解することができませんよね。

池上:そうなんです。たとえば、中東情勢が不安定になったときに、そうしたニュースを正確に理解するには、その地域の時代背景、つまり歴史の知識はどうしても必要になります。

佐藤:「書籍」が新聞や雑誌と決定的に違うのは、書籍にはひとつのテーマに関してまとまった知識が盛り込まれていることです。

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