本当に働きやすい会社を見抜くポイント7選

本当に働きやすい会社を見抜くポイント7選

給与も労働時間も「実際のところ」を見てみましょう(写真:Mills / PIXTA)

6月1日に経団連加盟企業の2018年新卒者の採用選考が解禁され、新卒就活戦線が熱気を帯びている。

新卒の就職活動市場では、メガバンク、航空会社、総合商社といった有名企業が人気ランキングの上位を独占しがちだ。一方、人気だけにとらわれすぎてしまうと、思わぬミスマッチを招きかねない。社会保険労務士としての視点から、本当に働きやすい会社を見極めるための、7つのチェックポイントを説明したい。就職活動中の学生だけではなく、転職を検討している社会人も覚えておいて損はない。

■働きやすい会社を見極めるポイント

(1)年間の実労働時間数

昨今「働き方改革」という言葉があちこちで聞かれるようになったが、働き方改革の主要な論点の1つは労働時間の短縮である。

しかしながら、表面的に1日の所定労働時間だけ短くても、残業が多かったり、有給休暇がほとんど消化できない職場環境であったりしたら、トータルの実労働時間数は想像以上に膨らんでしまう。

入社したら実際に働かなければならない実労働時間数はいくらか。その計算方法を示そう。

{1日の所定労働時間×(365日−年間休日数)}+年間残業時間数−(1日の所定労働時間×年間平均有給休暇取得日数)

具体例を挙げれば、たとえば働き方改革が進んでいるといわれている「味の素」では、次のような計算結果となる。

{7時間15分×(365日−121日)}+124時間−(7時間15分×17.7日)≒1765時間

対して、1日8時間、年間休日105日(シフト制で週休2日)、月平均残業20時間、平均有給消化日数5日の会社があったと仮定してみる。

{8時間×(365日−105日)}+(20時間×12カ月)−(8時間×5日)≒2280時間

味の素の実労働時間数よりも労働時間が約3割も多いという計算結果になることがわかる。

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