"ほめる"切り口に業績UP実現

"ほめる"切り口に業績UP実現

日本は、「ほめる」ことでもっと元気になれる

日本は、「ほめる」ことでもっと元気になれる

スパイラルアップの原邦雄社長と子どもたち(写真:スパイラルアップ提供)

「ほめる」を切り口に、ニッポンの元気を掘り起こそうとする会社があります。大阪市中央区に事務所を構えるコンサルティング会社「スパイラルアップ」です。でも、社員のモラルアップのためのコンサルティング会社は、それこそ星の数ほどあります。

ここのコンサルティングは、どこが違うんでしょうか。50万人が変わり、120社の業績をアップさせた秘密は、日本人本来の持つ「相手を認め褒める」気持ちにありました。

コンサルタントからラーメン屋の皿洗いになったワケ

「スパイラルアップ」の社長・原邦雄さんは、もともと船井総合研究所のコンサルタントでした。それが、ラーメン屋の皿洗いに転身。最初は、熱湯で皿を洗うこともままならなかったといいます。「コンサルをしているだけでは現場がわからない」それが、転身の理由でした。下積み経験を経て店長に昇進。1年間さまざまな苦労をした後退職して、現場目線でのコンサルティング会社を立ち上げます。

ただスタート当初は、コンサル先の経営者と口論することもあったといいます。

「うちの従業員は全員ダメだ。地区長も店長連中もちっとも仕事しとらん」。ある飲食店チェーンの社長さんのこの言葉に、原さんは「いや、現場は頑張っているはずです」と反論します。この社長さん、誰もNOと言えず独裁者のように恐れられていました。

そこに「社長さんは、毎日各店に足を運んで、現場を見ていますか」と問いかけたのです。自らの現場経験から、本社と店舗の狭間でプレッシャーに押し潰されそうになっている店長の気持ちを代弁しました。数時間の熱い議論の末、その経営者は別れ際、原さんに「ありがとう」と言ったそうです。創業時、わずかの従業員が頑張って業績が上がったとき、社長は「ウチに就職してくれた従業員を大切にしよう」と思っていました。

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