孫正義・柳井正も憧れたレイ・クロックの真実

孫正義・柳井正も憧れたレイ・クロックの真実

7月29日から公開される映画『ファウンダー』はマクドナルド創業当時の物語を描いている? 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED(写真:配給会社)

外食チェーンとしては世界最大の規模を誇るマクドナルド。世界100カ国超に展開し、店舗数は3.6万店、全世界でのフランチャイズの売上高は690億ドル(約7兆円)に達する。

レイ・クロック(1902〜1984年)は52歳でマクドナルドと出会い、同社を世界最大の外食チェーンに成長させた。またソフトバンクグループの孫正義氏やファーストリテイリングの柳井正氏が敬服する経営者でもある。

7月29日(土)から角川シネマ有楽町ほか全国の劇場で上映される『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は、レイ・クロックがどのようにマクドナルド兄弟に出会い、そしてどうやってハンバーガーの帝国を築き上げたのか。事実に基づき、創業当時の様子を描いた映画だ。

映画の見どころはどこか。そして何を考えるべきなのか。『マクドナルド 失敗の本質』(2015年、小社刊)の著作がある小川孔輔・法政大学大学院教授が解説する。

■誰が本当の"創業者"なのか?

ハンバーガーは今や、日本人になじみの深いファストフードである。しかし、世界中の118カ国でハンバーガーショップを展開しているマクドナルドが、わずか60年の歴史しかない新しい企業であることは案外知られていない。

『ファウンダー』(原題:The Founder)は、マクドナルドがごく短い期間でどのように「ハンバーガー帝国」を築いていったのか、創業期の約20年を描いた物語である。

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