「資料を棒読みする人」に人の心は動かせない

「資料を棒読みする人」に人の心は動かせない

プレゼンを成功させる秘訣とは?(写真 : kou / PIXTA)

社内決裁の会議や、部内でのレクチャー、上司への報告、顧客との交渉・営業――「プレゼンテーション」をする場面は意外と多くありますが、なかなかうまくいかないことがあるでしょう。

共通しているのは、「資料やスライドを棒読みしている」人は、人を動かすことはできないということ。では、どんな準備をして、何を話せばよいのでしょうか。

新刊『世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本』の著者であり、GE(ゼネラル・エレクトリック)の“世界最高のリーダー育成機関”と呼ばれる研修機関・クロトンビルで教鞭を執ってきた田口力氏が解説します。

ウォールストリート・ジャーナルが過去に行った調査で「ひどいパワーポイントによるプレゼンで、1日当たり2億5200万ドル分の時間がムダになっている」と報じられています。

その原因のひとつは、「パワーポイントに過度に依存したプレゼンが多くなっていること」、別の言い方をすれば、「プレゼンのスライドや資料が、大量の文字・データ・装飾で複雑になっていること」でしょう。

プレゼンターはたいてい、そのスライド・資料に小さな文字で書き込まれた文章を、ただ読み上げているだけです。

みなさんもそんなプレゼンを聞いたことがあるかもしれません。紙の資料やスライドに箇条書きになった“ビジョン”をただ読み上げるトップ、あるいはプロジェクトの概要を棒読みするリーダー。

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