レッドソックスが日本企業にも人気なワケ

レッドソックスが日本企業にも人気なワケ

大リーグの人気球団ボストン・レッドソックス。販促やブランドイメージ向上などの目的で手を組む日本企業が後を絶たない。生え抜きのダスティン・ペドロイア選手は、日本人選手と変わらない身長175センチメートルの体格ながら、8月17日に34歳を迎える今年もメジャーリーグで活躍を続ける(写真:AP/アフロ)

7月30日、メジャーリーグの人気球団ボストン・レッドソックスの本拠地球場「フェンウェイパーク」で、2007年のワールドチャンピオン10周年の式典が開催された(現地時間)。当時の優勝メンバーで今も同球団に在籍しているのはダスティン・ペドロイア選手のみ。だが、この日は昨年まで主軸として活躍したデービッド・オルティス氏ら当時の所属選手たちも、ファンとともに祝おうと集結。日本からは、中継ぎ投手として優勝に貢献した岡島秀樹氏も駆けつけた。

レッドソックスは2004年、2007年、2013年と、2000年以降ワールドチャンピオンに3度も輝いている。しかし、2004年までは86年もの間その偉業を達成することができなかった。それは、1919年オフにベーブ・ルースを10万ドルで宿敵ニューヨーク・ヤンキースに放出したことによる“バンビーノ(ルースの愛称)の呪い”とまで言われていた。

その2004年、86年ぶりに呪いが解けて世界一になったチームを熱い眼差しで見つめる男がいた。大物投資家としても知られるレッドソックスのオーナー、ジョン・ヘンリー氏である。

大の野球ファンだったヘンリー氏は、現在、イチロー選手が所属しているマイアミ・マーリンズ(当時はフロリダ・マーリンズ)のオーナーを経て、2002年に人気球団ボストン・レッドソックスを買収。これが、レッドソックスを中核の一つとするスポーツ企業「フェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)」が踏み出した大きな一歩となった。

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