ぐっちーさん「もはやトランプホラー劇場だ」

ぐっちーさん「もはやトランプホラー劇場だ」

トランプ大統領の表情がぎこちない。すぐ横に「天敵」の共和党・マコーネル上院内総務がいるのだから、それも当然か(写真:AP/アフロ)

アメリカでは、ハリケーン・ハービーの被害は当初予想をはるかに超えたものとなりました。救援支援のための予算を追加することが不可避となり、共和党、民主党ともに、ここでガバメントシャットダウン(政府閉鎖)などをしている場合ではなくなってしまいました。

■前代未聞の珍事が起きてしまった

予想通り、債務上限の一時的引き上げが喫緊の課題となり、皮肉なことにガバメントシャットダウンの危機はひとまず乗り越えました。しかし、実際はその乗り越え方がとんでもない!!もので、これは「トランプ劇場」、というよりもはや「トランプホラー劇場だ」、という声が出ています。

今回の債務上限一時引き上げを率先して行ったのは、共和党主流派ではありません。共和党における政策立案の中心であるポール・ライアン下院議長とミッチ・マコーネル上院院内総務に何の相談もないまま、ドナルド・トランプ大統領自身が、あろうことか民主党のナンシー・ペロシ下院院内総務とチャック・シューマー上院院内総務と直接会って話をし、なおかつ民主党案をそのまま丸呑みした、というのです。

この合意はアメリカではすでに「シューマー・ペロシ・トランプ合意」などと呼ばれ、民主党有力議員と共和党の「代表」であるトランプ大統領の名前がこういった合意に際して並んでいるというのは、前代未聞の珍事と言えるでしょう。

例えば、安倍晋三首相が、麻生太郎副総理、菅義偉官房長官と何の相談もないまま、民進党の前原誠司代表、共産党の志位和夫委員長と直接あって、野党案を丸呑みしてきた・・・・・・としたらどうですか? 今回はまさにそういう「あり得ない」ことが起きてしまったのです。

もちろん、共和党重鎮の皆様は怒り心頭、特に前から確執のあったマコーネルとの関係悪化は決定的とまで言われており(トランプはマコーネルに「お前は早くやめたほうがいい」、と公衆の面前で罵った、という前科がある)、これでますます議会運営が難しくなったと言えましょう。

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