仕事のできない人は「5W1H」の本質を知らない

仕事のできない人は「5W1H」の本質を知らない

文章を書くうえで必須ですが、仕事の本質をとらえるうえでも役に立ちます

いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どうやって(How)――。

文章を書くうえでも大事な「5W1H」。「仕事のできない人は『5W1H』がわかっていない」(2017年7月28日配信)でもお伝えしたように、ビジネスの現場に当てはめてみても「課題提起」「アイデア発想」「戦略プラン策定」「説得ロジック構築」「問題解決」など、あらゆる場面で使える万能の思考ツールです。

実際に5W1Hに着目したビジネスの成功事例にはどのようなものがあるのでしょうか。拙著『シンプルに結果を出す人の 5W1H思考』でも触れている、5W1Hでどのように分解したらいいかを解説します。

■「何を何に変えた(○○⇒○○)?」に着目

ここで紹介する2つの事例は、それぞれ、従来のものから何を変えた(転換した)のかを考えるのがポイントです。「何を何に変えた」=「○○ ⇒ ○○」と表現してみてください。単に「◯◯ができるようになった」ではなく、従来の本質的価値をどう変えたのか、を見つけてください。要素は1つとは限りません。

ヒントをお伝えすると、5W1Hでそれぞれの要素を見ていったとき、なるべく対極的な転換点に着目することです。

ケース@エキナカ(駅構内)

エキナカ(駅中)とは、鉄道ターミナル駅などの構内にある商業施設のことです。JR東日本のecute(エキュート)など、いまや乗り換え駅の中にお店が立ち並ぶのは珍しいことではありません。おしゃれなフランス料理や日本料理の名店、高級ブランド店、リラクセーション・マッサージまで、いろいろなお店やサービスが展開されています。

エキナカは従来の“駅”の何を変えたのでしょうか?

単に「買い物や食事がより多くできるようになった」というだけでは、表面的な変化を指摘しているにすぎません。一昔前だって、駅にはキオスクや立ち食いそばなどはありました。では、何が本質的な転換なのか?

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