ユリノミクスに滲み出る「天下取り」への野望

ユリノミクスに滲み出る「天下取り」への野望

10月6日午前、希望の党は次期衆院選の選挙公約を発表した(写真:日刊現代/アフロ)

「これまでのアベノミクスに代わりましてと申しましょうか、それに加えましてと言った方が正しいかもしれませんが、マクロ経済にもっと人の気持ちを盛り込んだ、『ユリノミクス』とでも称します、こういった政策をしっかりと入れ込んでいきたいと考えております」

希望の党は10月6日午前、衆院選の選挙公約を発表した。壇上に上がった同党代表の小池百合子東京都知事は、「消費税増税凍結」「原発ゼロへ」「憲法改正」を3本柱とすること、そして「『希望への道』しるべ」として@原発ゼロ、A隠ぺいゼロ、B企業団体献金ゼロ、C待機児童ゼロ、D受動喫煙ゼロ、E満員電車ゼロ、Fペットの殺処分ゼロ、Gフードロスゼロ、Hブラック企業ゼロ、I花粉症ゼロ、J移動困難者ゼロ、K電柱ゼロの「12のゼロ」を打ち出すことを明言した。

■「キボウノミクス」ではないのは何故?

これらの政策について、政府・与党からは批判が相次いでいる。菅義偉官房長官は同日の会見で、「選挙の前に示された政策が具体的にどう示されて行くのか、国民にしっかり説明される必要があるだろうと思う」と中味の不完全さに言及した。

自民党の片山さつき政調会長代理もツイッターで、「いろんな政党が過去に持ちだしたテーマを拾い集めて並べ、ゼロ、で語呂合わせしたように見え、『政策』と呼べるほど煮詰まってない!」と批判した。

それにしても、希望の党の公約が「キボウノミクス」ならともかく、「ユリノミクス」とはどういうことか。公約発表以前に一部に流布された政策集では、「コイケノミクス」と称している。

続きは 東洋経済オンライン で

1

関連記事(外部サイト)