「隠し事」ができない時代に勝てる会社の武器

「隠し事」ができない時代に勝てる会社の武器

隠し事ができない時代に、企業がブランド力を向上するにはどうしたらいいのか(撮影:今井康一)

ユナイテッド航空の「乗客引きずり下ろし」事件や、焼きそば「ペヤング」の虫混入事件など、いまや企業が過去だったら隠せたようなことも、瞬く間にSNSで世界中に情報が拡散される時代となった。

こうした中、企業にはこれまで以上に「真実」を開示することが求められている。が、それをしているだけでは、企業イメージのアップにはつながらない、とコンサルタントで、『ビッグ・ピボット―なぜ巨大グローバル企業が〈大転換〉するのか』著者のアンドリュー・ウィンストン氏は語る。

「隠し事」ができない時代に、企業のブランド力をアップするにはどうしたらいいのか。前回(日本企業は「CSR」を見直す時期を迎えている)に続き、『ビッグ・ピボット―なぜ巨大グローバル企業が〈大転換〉するのか』の著者のアンドリュー・ウィンストン氏と日本環境設計の尾正樹社長が、「サステナビリティ(持続可能性)」のポテンシャルについて語る。

■SNS時代に多くの企業は対応できていない

ウィンストン:ユナイテッド航空が乗客を乱暴に引きずり下ろして問題になった事件について、知っていますか?

尾:もちろん!

ウィンストン:私は世界中で講演していますが、どこで話してもみんな知っているんです。同じ飛行機に乗り合わせた乗客が一部始終を撮影してSNSに投稿したあの動画を世界中の人が見ている。拡散のスピードもすごく速かったですしね。

いまや地球上のどこに行っても多くの人がカメラ付き携帯を持っていて、自分で撮影したものをその場で世界に発信できます。誰もが批評家になりうる時代には、何もかも隠すことはできない。多くの企業はこの新しい状況に、まだ必死に適応しようとしているという段階だと思います。

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