若者が理解しない「よく怒鳴る上司」の真の意図

若者が理解しない「よく怒鳴る上司」の真の意図

すぐ怒る、怒鳴る上司は厄介に思いがちですが、部下に対しあえて怒っているのだとしたら?(写真:tkc-taka/PIXTA)

あなたの周りに「よく怒鳴る上司」はいませんか? すべての人がそうとは言えませんが、中には「合理的な判断」から怒鳴る人もいます。仕事のために、あえて「怒鳴る」上司の意図を、作家・元外務省主任分析官の佐藤優さんが解説します。

怒りの感情は人間誰しもが持っています。相手の心ない言動に一気に高まる怒り、社会の不正や不条理にふつふつと湧いて出てくる怒り。怒りの対象も、怒り方も、状況によって千差万別です。

ただし、昔から短気は損気といわれるように、直情的な怒りや衝動的な行動は、結局自分にとっても周囲にとってもマイナスになることが多い。怒りをどう抑えるかは、社会生活を営む人間にとって大きなテーマの1つです。

逆に怒るべきときもあります。例えば自分が親で子どもが悪さをしたとか、相手の行為があまりにも理不尽な場合とか、社会的な要請に従って現状を正したり、変えなければならないのであえて怒りの感情を表す場合などです。

いずれにしても怒りの感情をどうコントロールするかが、よりよい人生を送るうえでの重要なポイント。そのためには怒りとは何か、なぜ怒りの感情が湧いてくるのか、怒りそのものについて考えてみることが大切になります。

■「怒り」が仕事に役立つ場合もある

例えばあなたの周りにも、突然キレたように怒りだす人がいるかもしれません。

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