米朝交渉決裂で「笑う日中」と「大慌ての韓国」

米朝交渉決裂で「笑う日中」と「大慌ての韓国」

米朝交渉決裂で「笑う日中」

米朝交渉決裂で「笑う日中」と「大慌ての韓国」

ハノイで開かれた2回目の米朝首脳会談は、予想外の決裂となった(写真:Leah Millis/ロイター)

ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が決裂したというニュースが日本に大きく伝えられると、それを静かに祝う音が首相官邸や外務省に響いた。その夜、目に見えて緊張がほぐれた様子のある外務省高官は簡潔だが含みのある意見を繰り返した。もうすでに広く波及した、「間違った合意をするのであれば何も合意しないほうがましだ」という意見だ。

米朝首脳による交渉決裂によって、日本は最悪の悪夢を回避することができた。その悪夢とは、アメリカが北朝鮮の非核化についてはほとんど進展しないような合意、そしてさらに最悪なこととして、長距離ミサイル計画に終止符を打たせる代わりに日本襲撃が可能な短距離弾道ミサイルは手付かずで残す、といった合意を北朝鮮と交わすことだ。

トランプ大統領が交渉の中で拉致問題を提起したという、まだ確証のない主張をコメントに付け加えた安倍晋三首相は、歓喜を抑えきれないようだった。

■日本にとってはマイナス面も

外交政策専門の学者兼アナリストの佐橋亮氏は、「合意なしの結果は日本政府にとってはそれほど悪いことではないようだ」と語る。「最悪のシナリオとなるのではないかという大きな恐怖がありながら、日本政府にはトランプ大統領が金正恩委員長に利用された場合でもそれを止めるほどの影響力もなかった」。

だが、今回の交渉決裂は日本にとってマイナス面もある。

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