「管理職1年目のリーダー」が陥りやすい失敗

「管理職1年目のリーダー」が陥りやすい失敗

チームや客先の情報をきちんと把握することこそ、リーダーとして必要です(写真:Fast&Slow/PIXTA)

この春より初めて管理職となるビジネスパーソンも多いだろう。そんな管理職1年目のリーダーが陥りやすいマネジメントの失敗とは何か。

日米両方のグローバル企業での豊富なマネジメント経験を基に、『管理職1年目の教科書』著者の櫻田毅氏が、管理職1年目のリーダーが知っておくべき心得を説く。

■最初から方針を掲げるのは正しくない

初めて管理職としてチーム運営を任されたとき、最初にしっかりと認識しておくべきことがあります。それは、管理職の最も大切な役割は「チームの成果の最大化」だということです。

会社から管理職として指名された時点で、責任が個人として成果を出すことからチームとして成果を出すことに変わり、そのために必要な権限が与えられます。

したがって、業務計画の立案をはじめとして、会議の開催やチーム内のコミュニケーション、権限委譲から部下の育成に至るまで、管理職としてのあらゆる活動が「チームの成果の最大化」へ向けたものでなければなりません。

これを踏まえたうえで、管理職1年目のリーダーが必ず持っておかなければならないもの――それは「大きな耳と強靱な足腰」です。

私が勤めていたアメリカ資産運用会社の日本法人に、社長として親会社からアメリカ人のマット(仮称)が着任したときのことです。

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