VW「ポロ」がゴルフと遜色ないと思わせる理由

VW「ポロ」がゴルフと遜色ないと思わせる理由

1月末に発売されたフォルクスワーゲンのコンパクトカー「Polo」の新グレード「TSI R-Line」(写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン)

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、1月末から主力のコンパクトカー「Polo(ポロ)」の新グレードTSI R-Line(アールライン)を追加し、発売した。

ポロは、昨年フルモデルチェンジをして6代目となっている。もっとも廉価なTSIトレンドラインの211.9万円から、ポロGTIの368万円まで計4車種をこれまで販売してきたが、上級車種であるTSIハイラインとスポーティ仕様のGTIの間にあった80万円ほどの価格差を埋める形で、Rラインは追加されている。

■電動化に向けた動き

日本初採用となるRラインには、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)本社が、ガソリンエンジンの統合をさらに進め、従来5種類あったTSI(直噴ターボ)エンジンを、2種類に絞り込む構想が込められたエンジンが搭載された。電動化へ向けたエンジン開発および生産の整理統合の取り組みといえる。世界販売台数で、トヨタグループや、日産・ルノー・三菱連合と1000万台級で覇を競うVWの、電気自動車(EV)普及へ向けた明確な示唆だ。

200万台規模を中心としたほかの自動車メーカーに比べ、販売地域の広さや販売台数の多さから、一気に電動化へ移行するのが難しいそれら超大手自動車メーカーの中で、電動化へ向けたVWの明快な新エンジン戦略は注目すべき点であるといえるだろう。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)