就活生が陥る「やりたいこと症候群」の脱出法

就活生が陥る「やりたいこと症候群」の脱出法

「やりたいこと」はどうやって探せばいいのだろうか (写真:U-taka/PIXTA)

3月に企業の採用情報が開示され、本格的に就活が始まっている。この時期になると、「自分は何がやりたいのか?」と悩む就活生が増える。また、若手社会人も、人事異動の時期となり、環境の変化や周囲の転職を目の当たりにすることで、「本当に自分は今の仕事がやりたいのか?」と自問自答を始める人が増えてくる。

私はこうした「やりたいことがわからない」「今のままで大丈夫か?」と悩むことは、20代の若者にとってごくごく自然なことだと考えている。

ただ、この悩みがなかなか厄介で、「やりたいこと」を探し始めると、無限ループのように考え込んでしまい、就職活動や仕事がまったく手につかなくなる。深刻なケースだと、「やりたいこともない自分はダメなんだ」と自己否定を始めてしまい、自信を喪失してしまうなんてこともある。このような状態は、20代がかかりやすい一種の病気みたいなもので、これを「やりたいこと症候群」と呼んでいる。

もちろん、「やりたいこと」を見つけることは、人生にとって非常に重要だ。しかし、そう簡単に「やりたいこと」は見つからないし、それによって自信を失ってしまっては本末転倒だ。そこで、今回は就活生や若手社会人が陥りがちな「やりたいこと症候群」を解消するための治療法を考えてみたいと思う。

■やりたいことないなら「うまくいきそうなこと」を探す

やりたいこと症候群を解消するためには、まずは「やりたいこと」を探すことにアプローチし、もしダメなら「うまくいきそうなこと」にシフトして自分の人生の方向性を考えることが重要だ。つまり、「やりたいこと」が見つからないのであれば、「うまくいきそうなこと」をしばらくはやりながら、「やりたいこと」が見つかるまで探すという手法だ。

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