トランプ再選に向かって神風が吹き始めた理由

トランプ再選に向かって神風が吹き始めた理由

2020年アメリカ大統領選で「トランプ再選」の見方が強まっているワケとは?(写真:DPA/共同通信イメージズ)

アメリカのドナルド・トランプ大統領の足を引っ張っていた「ロシア疑惑」は、ロバート・ミュラー特別検察官の捜査リポートによって、事実上、法的に過去のものとなった。ウォール街のマーケットも、そのことを当たり前のように平静に受け止めた。本連載は、すでに再三再四にわたって、その方向で論考してきた。

さらに、ミュラー特別検察官のトランプ大統領に対する強制的な事情聴取は、「偽証のわな」として、アメリカ憲法や司法省のレギュレーションに抵触する。それを強行して憲法訴訟になってもトランプ側が勝利する。ミュラー特別検察官もそのことを受け入れたようだが、それはミュラー氏が政治論より法律論を尊重したことを物語るものだ。

■トランプ氏の脱税調査も最終的に不発に

目下のところ、懸案となっているのは、トランプ氏の過去の納税記録について、アメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)が監査中であり、そのこと自体は通常手続きだが、民主党議会から「トランプ氏の納税記録を開示せよ」と圧力がかかっていることだ。この件については、トランプ氏に対して、何かにつけて異を唱える共和党のミット・ロムニー元共和党大統領最終候補(現・上院議員)さえも、トランプ氏の立場を支持する発言をしている。

そもそも、アメリカの不動産業界は、複雑かつハイリスク・ハイリターンであり、日本の不動産業界とは比較にならない。

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