DMM亀山会長「1社に長く勤めるのも能力だ」

創業当時の1980年代、社員10人くらいでレンタル店をやっていたときは、まったく。ただ、それが100人を超えてきたくらいから「この人たちをどうやって食わしていけばいいんだろう」と考えるようになった。だから、新しく人を採用するのにすごくびびっていた時期もある。本当に、社員はめったに採らなかった。

一方でその頃、それまで手がけてきた事業だけで成長していくのに限界を感じ始めた。それでレンタル事業をやっていた人に「ITを覚えてくれ」とお願いして、たたき上げのメンバーに支えられてIT企業になっていった。ある意味、非ITで始まって家族経営的な中で成長してきたので、そこが(IT業界の)他社とかなり違う。

今の時代にIT企業に就職するような若者からすると、「会社に一生食わせてもらうことなんて期待しません」みたいな感覚かもしれない。実力主義が当たり前と受け入れていて、30歳を過ぎるとエンジニアとして一線で活躍するのは難しいですね、でも仕方ないですね、と。会社側も「こいつの面倒は俺が見ていくんだ」という感じがない。

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