「若者に逃げられる会社」が知らない4つの視点

「若者に逃げられる会社」が知らない4つの視点

3年以内の早期離職率が3割を超える昨今。若者が長くいたいと思う会社は何が違うのでしょうか(写真:Fast&Slow/PIXTA)

デジタルネイティブとして育った現在20代後半〜30代のミレニアル世代、それより若いジェネレーションZと呼ばれる現在の20代前半が、労働人口の約1/3を占めるようになってきています。彼らは、仕事や労働に対する価値観も多様化している世代で、総じて一律的なものの見方が多い今の管理職世代との価値観とはちょっと違います。

仕事の取り組み方に関して言えば、彼らにおける会社の「位置づけ」が大きく変わってきています。それは「就社」から「就職」への意識の変化といえるでしょう。1つの会社への忠誠から自分の成長へ軸がシフトしているのです。

■「自分が成長できるかどうか」が大切

今年の就活も売り手市場と言われていますが、就活生の意識にもそれが表れています。リクルートキャリアの調査で、就職予定の学生に入社の決め手となった項目を尋ねたところ、1位となったのは、「自らの成長が期待できる」で全体の約半数(47%)に上りました。次に「福利厚生(住宅手当等)や手当が充実している」の項目が続いています。年収や企業規模などの項目ではありませんでした。

成長志向と関連してもう1つ興味深いデータがあります。アデコグループが13カ国の若者に対して行った2017年の調査で、「あなたは将来の職業に必要なスキルを身につけていますか?」と尋ねたところ、「持っている」と回答したのは日本ではわずか30%だけで、世界で最下位の数字でした。

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