「小栗旬」を思わす南アフリカワインの色気

「小栗旬」を思わす南アフリカワインの色気

やわらかさとシャープさを併せ持つ幅の広さ、若さの中ににじみ出る大人の魅力、才能のポテンシャル……シュナン・ブランは小栗旬さんのような味!?(イラスト:くぼあやこ)

新緑の美しい季節が始まりましたね。これから暑くなるまでの間、テラスや外で風にあたりながら飲むワインの味わいは格別! おいしいワインは、いつ飲んでも当然おいしく、楽しめるものではありますが、それぞれの季節で「こういうふうに楽しみたいなぁ」と思えるのもまた魅力です。「どんなふうに」「誰と」といった点も、楽しむためのプラス要素ですからね!

さて、今回の「ワインの常識」のテーマは南アフリカ。最近はワインショップなどで目にすることも増えてきましたが、南アフリカは世界的にも非常に注目されているワイン産地で、今私が最も訪れたいワイン生産国の1つです。なぜそんなに注目されているのか、5つの特徴からじっくりご説明していきましょう。

■国を挙げてワイン生産をバックアップ

アフリカと聞くと、砂漠やサバンナを思い浮かべる人が多いかと思いますが、南アフリカは1年を通じて9度から25度くらいと穏やかな気候で、ワイン生産に適しています。実際、南アフリカのワイン造りの歴史は、なんと今から360年以上も前までさかのぼるんです。ワインにおける“ニューワールド”の代表国、アメリカはもとより、オーストラリアやニュージーランドよりもずっと長くワインが造られているとは、多くの人にとって意外ではないでしょうか。

とはいえ、世界が南アフリカワインに注目し始めたのは最近の話。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)