来春実現、東海道新幹線「全席禁煙」までの変遷

来春実現、東海道新幹線「全席禁煙」までの変遷

2020年度から営業運転を開始するN700S(撮影:尾形文繁)

JR東海が、来春に行う予定のダイヤ改正で、東海道新幹線の全列車の最高速度を時速285kmで統一することを明らかにした。

東京―新大阪間を時速285kmで走行することが可能な営業車両は、現在のところN700系をアップグレードしたものを含む、N700Aタイプの車両だけ。そのため、来春からは東海道新幹線のすべての座席で喫煙ができなくなる(3、7、10、15号車の喫煙ルームで喫煙可能)。2020年7月初旬にデビューする予定の新型車両N700Sも、喫煙ルームが設置されていることから「新型車両の登場で、喫煙車が復活」とはならないだろう。

N700SもN700Aタイプも16両すべてが禁煙席の電車。もし、予定どおりにコトが運ぶと、東海道新幹線のすべての座席で喫煙ができなくなる(3、7、10、15号車の喫煙ルームで喫煙可能)。

東海道新幹線が開業した1964年は、喫煙マナーという概念がなく、公共の場所や特急、急行列車の車内でもタバコが吸えるのが当たり前だった時代。開業から56年で、東海道新幹線はどのように禁煙化が進んでいったのか。時刻表の巻末に掲載されている「列車編成のご案内」からひもといてみた。

■「禁煙」初登場は1977年

調査したのは1965年から2019年までの毎年3月号の時刻表。列車の編成表から、東海道新幹線(東京―新大阪間)を走る列車をピックアップ。

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