ドイツ政権崩壊へのカウントダウンが始まった

後継党首候補に名前の挙がるオラフ・ショルツ副首相兼財務相は、ナーレス氏同様に大連立の推進派で、3日に就任の可能性を否定した。党幹部は現時点で後継党首の選出方法について結論に至っていないが、4日に予定された党議員代表の選出手続きは延期され、夏休み後に党大会を開催し、新たな党首と党議員代表を選出することなどが検討されている。

その間の党運営は暫定的にラインラント=プファルツ州のマル・ドライヤー州首相やメクレンブルク=フォアポンメルン州のマヌエラ・シュヴェーズィヒ州首相などが合議制で担い、党議員代表はロルフ・ミュッツェニヒ議員が暫定的に務める。党の重鎮や州首相として実績を残している大物議員が次期党首から除外される可能性がある。

連立を継続するか否かの最終判断は新党首の選出後となりそうだが、9月1日のブランデンブルク州とザクセン州、10月27日のテューリンゲン州の州議会選挙の結果も、党の方針に影響しそうだ。州議会選挙に関する世論調査によれば、SPDはブランデンブルク州でこそ、連立を組むCDU/CSU、移民の受け入れに批判的な右派ポピュリスト政党・ドイツのための選択肢(AfD)、旧東ドイツの支配政党などを源流とする左翼党(Linke)と接戦を繰り広げているが、残りの2州では第4党に転落する恐れがある。

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