年収2000万円世帯に「貯金ゼロ」が多い理由

年収2000万円世帯に「貯金ゼロ」が多い理由

年収2千万円でも"貯金0"多数

年収2000万円世帯に「貯金ゼロ」が多い理由

ほとんどの人にとって、収入が増えると支出を抑えるのは難しい。解決策はあるのか(写真: kou/PIXTA)

ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。夫の年収が600万円以上、妻が400万円以上、2人合わせて1000万円以上ある共働き夫婦を「パワーカップル」と呼びます。最近では、世帯年収が2000万円以上あるカップルも増えています。医師と会社経営者、弁護士や公認会計士などの士業と会社員といったパワーカップルから相談を受けることも増えてきました。しかし、意外なことに、貯金が少ない高年収世帯は驚くほど多く、中にはゼロという場合もあるのです。これはいったいどうしてでしょうか。

■自炊せず、家事と育児はヘルパー任せでは・・・

実は、パワーカップルはシンガポールでも増えています。例えば、職業は夫婦ともにバンカー、公務員と大学教授(汚職防止のために公務員の給与は高い)の組み合わせという感じです。

共働きで子どもがいれば、保育園のような施設に預けるほか、ヘルパーを利用する場合がほとんどです。その多くは常駐で雇っています。単身者でも週1回は部屋の掃除をしてもらうためにヘルパーを頼むのは当たり前になっています。忙しいので食事は外食やテイクアウトで済ませ、週末は子どもの習い事をいくつもさせるという家庭も多いのです。

また、持ち家でクルマ保有というカップルがとても多い印象です。シンガポールでは自動車への税金が非常に高く、クルマの維持費には駐車場代なども含めると1ヵ月24万円前後かかるといわれています。また、年2回は高級リゾートや海外旅行などでバカンスを楽しむ傾向にあります。

つまり、固定費だけで月50万円以上かけている家庭が多く、共働きでも70歳くらいまで働かないと生活が厳しいという状況になっているのです。

続きは 東洋経済オンライン で

1

関連記事(外部サイト)