指輪、結婚式、ハネムーンは「なくてもいい」

指輪、結婚式、ハネムーンは「なくてもいい」

最近の結婚や家族の形がどのように多様化しているのか解説していきます(写真:kou/PIXTA)

令和最初の電撃婚とも言われた山里亮太さんと蒼井優さんの会見から、半月ほどが経過した。結婚指輪がないことなどいろいろ騒がれたが、冷静に考えてみると、実はそれほど特殊なことではない。

戦後日本の結婚や夫婦のあり方について独自の考察を『日本婚活思想史序説: 戦後日本の「幸せになりたい」』にまとめた筆者が、2人の結婚から、現代の結婚&婚活潮流について解説する。

■実は「フツー」な結婚

朝のニュースを見ながら、あれ、夢かしら、と思った人は少なくないかもしれない。南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太さんと人気女優・蒼井優さんの結婚である。ただ1度の記者会見、しかも同時中継が許されなかったにもかかわらず、長くワイドショーやネットを騒がせていた。そして騒がれる際には、なぜだか、いかにこの結婚が目新しいかが注目されがちだ。

けれど改めて考えてみれば、ブサイク(と自身をブランディングする)芸人と若い美女との結婚は別に目新しいことでもあるまい。

最近でも2018年にはバナナマン・日村勇紀さん(当時46歳)とフリーアナウンサー・神田愛花さん(当時38歳)との結婚があったし、2010年にはFUJIWARA・藤本敏史さん(当時39歳)とタレント・木下優樹菜さん(当時22歳)との結婚があった。

結婚式の予定がなく、ハネムーンの予定がないことが指摘されるが、例えば先の日村・神田夫妻の場合にも、結婚にあたって挙式披露宴の予定も結婚指輪もなかった。記者会見にずっと山ちゃんの相方・しずちゃんが同席していたのも話題を集めたけれど、藤本・木下夫妻の結婚記者会見にも相方・原西さんが乱入している。

藤本・木下夫妻や日村・神田夫妻の交際が以前から伝えられ、みな見守っていたのに対して、今回の蒼井・山里夫妻の場合には突然のニュースに驚かされてメディアをにぎわせたものの、結婚については実は「フツー」だったのだ。

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