偽ブランド品の横行が「昭和に逆戻り」する事情



フリマアプリでは同一商品や同一ジャンルの商品を数多く出品する“セミプロ”のような、業者に極めて近い個人といった出品者も出てきている。海外などから少数ずつ輸入して国内サイトで個人を装って販売する、というケースもあるようだ。

■摘発は難しくなっている

販売ルートは多様化するなかで、荷物が小口化し、検査の手間が増えて摘発が難しくなっている。前出のOECD統計でも小型小包が総容量の69%(2014〜2016年)を占めていた。

日本の現行法では個人使用のための偽ブランド品の輸入は違法にはならない。越境ECなどでは税関を通るときすでに個人使用目的での輸入品になっている。税関が偽ブランド品を発見しても個人使用目的であることが認められると、荷物はそのまま送られることになる。

小口での輸入は従来の店や倉庫を構える手法と違い、少数ずつ輸入するため摘発時の損害が小さい。さらに個人利用目的を盾に言い逃れがしやすい事情もある。国内に販売拠点が少なくなったことで「叩く(摘発する)場所がなくなった」(財務省関税局)状況にある。

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