セブンペイ不正使用と「闇営業」の意外な共通項

セブンペイ不正使用と「闇営業」の意外な共通項

反社会的勢力が主催する会合に所属タレントのザブングルが出席していたことについてワタナベエンターテインメントは同社ホームページに謝罪文を掲載(ワタナベエンターテインメント公式サイトより)

セブン-イレブン・ジャパンの決済システム「7pay(セブンペイ)」が、いかにして脆弱性を持つに至ったかについては前記事(セブンペイの不正アクセスはなぜ起きたのか)にて紹介した。古い時代に構築されたうえ、金融情報を扱わない簡素なセキュリティー設計だったシステムを決済システムの基礎として用いたことで、既知の問題を突いた不正利用が起きた可能性が極めて高い。

十分な安全対策が施されていないシステムを提供し、結果的に消費者に被害を与えたことは大きな問題だ。システム開発は外部委託していたとのことだが、システムの発注元として、納品時の検証を適切に実施していたのか大きな疑問が残る。

しかしながら、別の角度からみるとセブン&アイ・ホールディングスとセブンペイが開いた会見での広報対応も、システムの脆弱性と同じぐらいにお粗末なものだった。表面ばかりを取り繕い、責任の所在も曖昧にした状況説明に終始する様子は、自らが運営するサービスによって被害者が生まれていることへの責任感を感じさせないものだった。

■対照的だった2つの芸能事務所による対応

この事例だけではなく、タレントたちが反社会的組織のパーティーに出席していた、いわゆる闇営業に関する話題では、事実関係に関する説明が二転三転したことも話題・批判を呼んだが、タレントたちと契約していた吉本興業の一連の説明に、闇営業そのものと同じぐらいの嫌悪感を覚えた人もいるだろう。

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