まさに佳境、「相鉄・東急直通線」工事現場を歩く

まさに佳境、「相鉄・東急直通線」工事現場を歩く

鶴見川河底の防水扉用の部材を取り付けてゆく。作業にあたる重機の移動のために底部にレールを敷設(撮影:山下大祐)

鉄道ジャーナル社の協力を得て、『鉄道ジャーナル』2019年9月号「まさに佳境を迎えた相鉄・東急直通線トンネル掘削現場を見る」を再構成した記事を掲載します。

相模鉄道が東京都心に乗り入れるという、首都圏ではまた1つネットワークの変革となる出来事の実現が間近に迫ってきた。まずは相鉄・JR直通線として相鉄本線西谷から新線に分岐し、羽沢横浜国大駅経由で東海道貨物線とつなげ、JR東日本との相互乗り入れによる渋谷・新宿方面との直通ルートが、今年11月30日に開業する。

一方、羽沢横浜国大駅で分岐して日吉で東急東横線・目黒線とつなぐ相鉄・東急直通線は、2022年度下期開業を目指して土木工事が続けられている。構造物が形になれば報道公開等によりPRされるが、建設中の様子も知りたい。今回、鉄道・運輸機構の案内により、その現場を見ることができた。

ちなみに、整備においては都市鉄道等利便増進法に基づく受益活用型上下分離方式が採用された。鉄道・運輸機構が整備主体となり国が3分の1、地方自治体(神奈川県・横浜市)が3分の1を負担、残る3分の1については機構が調達し、営業主体となる相鉄と東急は受益相当額を施設使用料として機構に支払い、借入金を返してゆくスキームである。

■新綱島駅地下40mの空間へ立坑から潜入

訪れたのは新綱島駅。

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