「鉄道デザイン」プロはここまで考え抜いている

「鉄道デザイン」プロはここまで考え抜いている

女子鉄アナの久野知美さんと、右からGKデザイン機構相談役の山田晃三さん、GKインダストリアルデザインの若尾講介さん、GKグラフィックスの北嶋悠史さん(撮影:梅谷秀司)

新元号「令和」になり、新しい時代が始まって早3カ月。鉄道史を振り返ると、平成の間に誕生した豪華寝台列車や、かわいい鉄道ラッピング車両、レストラン列車などが広がりを見せ、車両や駅にまつわる"デザイン"が注目を浴びるようになりました。

その一時代前、昭和の時代に新たなビジネスを生み出すべく発足した企業がありました。鉄道のみならず、まちづくりやキッコーマンのしょうゆ卓上びんなど、日本人なら誰もが知るデザインを手がけるGKデザイングループです。

グループを語るうえで欠かせないのが"チーム"という概念。1人のカリスマを作り上げるのではなく、チーム・グループとして安定したサービスを提供し続けることで知られ、業界内にもファンの多い企業です。

今回は、連載をスタートして初めて"チーム"にフィーチャーし、座談会形式の取材を敢行! GKデザイン機構相談役の山田晃三さん、GKインダストリアルデザインのデザインディレクター若尾講介さん、GKグラフィックスのチーフデザイナー北嶋悠史さんの3人にお話を伺ってきました!(文中敬称略)

■身の回りの道具にデザインを

――GKデザイングループは、いくつもの会社がチームになって動いていらっしゃるのがグループ全体の特徴だと思うのですけれど、立ち上げの時などルーツについてうかがえますか?

山田:「GKデザイン機構」がGKグループの本社機構です。

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