「村上春樹の英訳」で問われる"本物の英語力"

「村上春樹の英訳」で問われる"本物の英語力"

最近の入試傾向は「読む・書く」だけの英語学習では太刀打ちできなくなってきています。ではどんな問題が出題されているのでしょうか?(写真:cba/PIXTA)

大学入試の英語は年々進化しており、自由英作文など英語の表現力や発信力に関わる問題が増加してきています。

新テストや民間英語検定試験の導入など英語教育改革に関してはさまざまな論争がありますが、大学入試における英作文問題がどのように進化をして、発信型の英語力を受験生に要求しているのでしょうか。

『大学入試 自由英作文が1冊でスラスラ書ける本』の人気予備校講師・渡辺淳志氏に聞きました。

■インプットは確かに重要。だが…

大学入試の英作文問題といえば、定番は和文英訳問題です。和文英訳問題とは、日本語の文が示されていて、それを英語に直すという問題です。皆さんも大学入試の英作文としてまず思い浮かべるのは、このタイプの問題ではないでしょうか?

このような和文英訳問題の対策としては、例文がたくさん載っている英文集を買ってきて、その英文例をひたすら暗記し、暗記した英文を問題に合わせて少々アレンジして解答を書く……というものでした。

受験業界でいう、いわゆる「英借文」というやつです。自分でゼロから英文を思いついて作文できるようにするのではなく、暗記していた英文や英語のフレーズを少し応用したり改変したりして「借用」し、和文英訳問題を書くわけです。

英語などの語学に限らず、すべての学習において、知識をインプットすることは重要です。

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