「圧倒的権力者」親たちが犯すとんでもない失敗

「圧倒的権力者」親たちが犯すとんでもない失敗

子どもは親がどんなに理不尽でも従うしかありません。でも、子どもは大人が思う以上に親の行動をきちんと見ているものなのです(写真:MachineHeadz/iStock)

ほとんどの親は、親であることに甘えています。なぜなら、親は圧倒的な権力者だからです。それに対して、子どもは弱い存在です。子どもは全面的に親に頼って生きているので、親に見放されたら生きていけません。

ですから、どんな理不尽な親でも従うしかないのです。このような圧倒的に違う立場を利用して、多くの親がやりたい放題です。親の多くは独裁者、暴君、専制君主、圧制者です。

親は、大人同士ではとても言えないような罵詈雑言を、わが子には平気で浴びせてしまいます。例えば、「また○○してない。何度言ったらできるの」「なんで○○しないの! ちゃんとやらなきゃダメでしょ」「なんでそんなにだらしがないの!」「○○しないとおやつ抜きだよ」「本当にお前はだらしがない」などです。

そして、それを「子どものため」とか「しつけのため」と思っています。しかしながら、こんなことが子どものためになるはずがありません。ただのハラスメントです。親によるパワーハラスメントでありモラルハラスメントでもあります。世間では、いろいろなハラスメントが問題になっていますが、実は親から子どもへのハラスメントがいちばん多く、しかも深刻なのです。

■徹底的なしつけがもたらした親子関係の成れの果て

これはある60代の男性の話です。その人は自分の息子を育てるにあたり、「世間に後ろ指をさされない、きちんとした人間にしたい」という気持ちが強くあったそうです。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)