旧民進党「再結集」構想に早くも先祖帰りの声

旧民進党「再結集」構想に早くも先祖帰りの声

会談に臨む立憲民主党の枝野幸男代表(右)と国民民主党の玉木雄一郎代表(7月26日、写真:時事通信)

「やはり」というべきか、それとも「結局」というべきか。

立憲民主党や国民民主党などが、次期衆院選をにらんで合流に向けて動き出した。参院選での野党伸び悩みを受け、2年前に大分裂した旧民進党系の再結集を狙ったもので、自民、公明に対抗しようとの思惑がある。

■国民も再結集に動き出すが、調整難航は必至

ただ、分裂時から引きずる感情的対立や、参院選における一部選挙区での足の引っ張り合いの後遺症もある。基本政策の違いを残したままの再結集構想には国民の視線も厳しく、衆院選での候補者調整は難航必至だ。このため、両党議員の間では「結局、再結集しても元の木阿弥になるだけ」(立憲幹部)との声が早くも出ている。

昨年からくすぶっていた再結集論が動き出したのは、立憲民主党の枝野幸男代表が5日、国民民主、社民両党と野田佳彦元首相が率いる衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」(社保会議)に、それぞれ個別に衆院での立憲会派入りを呼びかけたからだ。

社民党は難色を示したが、野田氏は前向きだった。このため、野党第2党の国民民主党が同調すれば、次期臨時国会から会派を統一し、その先の衆院選に向けて旧民進系の再結集・合流への道筋もひらけることになる。

カギを握る国民民主党の玉木雄一郎代表は、かねて民進系再結集の必要性を説いてきた。

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