闇営業問題にも動揺しない若手芸人たちの実情

闇営業問題にも動揺しない若手芸人たちの実情

2018年12月、「M-1グランプリ2018」で優勝しトロフィーにキスをするお笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさん(左)と粗品さん(写真:共同通信)

最近、お笑いの世界では「お笑い第7世代」という言葉をよく耳にするようになりました。はっきりした定義があるわけではないのですが、だいたい平成生まれで20代前後の若手芸人がまとめてそのように呼ばれています。

3月30日放送の「ENGEIグランドスラムLIVE」(フジテレビ系)では「お笑い第7世代芸人」にスポットを当てる企画が行われ、霜降り明星をはじめ、ハナコ、ゆりやんレトリィバァ、EXIT、かが屋、宮下草薙がネタを披露しました。6月に出版された『芸人芸人芸人』(コスミック出版)というお笑いムックでも「第7世代」の特集が組まれていて、霜降り明星、ハナコ、金属バット、かが屋といった芸人が取り上げられていました。

■発端となったのは「お笑い第3世代」

「お笑い第7世代」という言葉を初めて聞く人は「そもそも第1世代から第6世代を知らないんだけど……」と思われるかもしれません。実は、第1世代から第6世代までの定義もそれほどはっきりしているわけではありません。

これらの世代を指す言葉が生まれた最初のきっかけは、1980年代後半にさかのぼります。この時代には、ウッチャンナンチャンやダウンタウンが新たに世に出てきました。同世代にはとんねるず、ダチョウ倶楽部、B21スペシャルなどもいました。彼らのような若い世代の芸人を、すでに活躍している上の世代の芸人と区別するために「お笑い第3世代」という言葉が作られたのです。

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