児童虐待死がほんの表面しか見えていない理由

また子を虐待した疑いで保護者が逮捕されても、不起訴になれば事例には含まれないことになる。

こうした状況を踏まえ、2016年、厚労相の諮問機関である社会保障審議会の児童部会は、「これまでの死亡事例検証は子ども虐待による死亡を見逃している可能性を否定できない」と提言した。そして同年の報告書からは、自治体が虐待死と判断できなかった事例についても「疑義事例」として扱われ、検証されるようになった。

その後、疑義事例は年々増加。報告書の専門委員会委員を務めた経験を持つ「子どもの虹情報研修センター」の川ア二三彦センター長は、「保護者からの了承が得られず司法解剖ができない事例などで、虐待死が見過ごされている可能性がある」と指摘する。

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