「新型カローラ」で日本専用ボディを作った意味

「新型カローラ」で日本専用ボディを作った意味

9月17日に発売されたトヨタの新型カローラ/カローラツーリンク?(筆者撮影)

通算12代目となるトヨタ自動車の「カローラ」(ワゴンの「カローラツーリング」を含む)が9月17日に発売された。

まず特筆すべきは、ボディ全幅が1700mmを超えて3ナンバーとなったことだ。さらにエンジンも、マニュアルトランスミッション専用の1.2リッター直列4気筒ターボを除くと、ハイブリッド車もガソリン車も排気量が1.8リッターとなり、自動車税が安くなる1.5リッター以下に収まらなくなった。

新型は2018年に日本で発売されたハッチバックの「カローラスポーツ」と基本設計を共有している。すなわち「プリウス」や「C-HR」にも採用しているTNGAプラットフォームを、カローラのセダン/ワゴンとして初めて採用した。パワーユニットのラインナップもC-HRやカローラスポーツと同じだ。

■世界中で年間150万台以上を販売

カローラは現在、世界150カ国以上で年間150万台以上が販売されているグローバルカーであり、スポーツは国外向けハッチバックと基本的に同じ内容となっている。ゆえに全幅は1790mmに達している。

今回発表されたセダンやツーリングも、9月17日に開催された発表会場で実車を見た瞬間は、2018年11月に中国の広州国際モーターショーで世界初披露された新型グローバルモデルそのものだと思った。

ところが資料を見ると、新型セダンとグローバルモデルのセダンは寸法が違う。全長は4640mmから4495mm、全幅は1780mmから1745mm、ホイールベースは2700mmから2640mmと、1435mmの全高以外はダウンサイジングしているのだ。ちなみにカローラスポーツのホイールベースは2640mmであり、C-HRも同じ。一方プリウスのそれは2700mmである。

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