トヨタ、「ヴィッツ」を「ヤリス」に改名する理由

トヨタ、「ヴィッツ」を「ヤリス」に改名する理由

ヤリスにヴィッツ改名する訳

トヨタ、「ヴィッツ」を「ヤリス」に改名する理由

2020年2月中旬から日本で発売を予定するトヨタの新型「ヤリス」(撮影:尾形文繁)

「コンパクトカーの常識を越える性能を目標に開発してきた。軽さと小ささを生かした気持ちのいい走りと世界トップレベルの低燃費をお客様に提供する」。待望の新型車を前に、トヨタ自動車の吉田守孝副社長は強い自信を示した。

トヨタは10月15日、コンパクトカーの基幹モデル「ヤリス」の新型車を世界初公開した。現在3代目の国内向けはこれまで「ヴィッツ」だったが、4代目への刷新を機にヤリスに車名を統一。2020年2月中旬に日本での発売を予定しており、その後、世界各国で順次販売していく(ガソリン車の4WDの国内発売は2020年4月を予定)。フルモデルチェンジは2010年12月以来で実に9年ぶりとなる。

ヤリスの最大市場はヨーロッパだ。そのため、今回、トヨタは新型ヤリスのワールドプレミアを日本に加え、オランダでも開催した。2018年のヴィッツを含むヤリスの世界販売台数は33万7000台に上るが、そのうち3分の2をヨーロッパ市場が占める。

一方、日本では同年に8万7000台を販売。ヤリスはヨーロッパと日本で9割以上を販売するというまさに“先進国向け”のコンパクトカーである。目指したのは、セカンドカーのみならずファーストカーとしても十分に使ってもらえる車としての高い基本性能だ。

■プラットフォームを大幅に刷新

9年ぶりの刷新で何が変わるのか。

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